ライブBBT(令和7年5月27日)で放送されました
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富山県公立夜間中学校設置検討協議会へ、弊理事長・牟田が参加した様子が放送されました。
記事(転載)
開校に向けて協議が進む県内初の夜間中学をめぐり、富山県教育委員会は、設置場所について既存の学校施設を利用する案などを示しました。
27日に開かれた会議で、県教委は県内初となる県立夜間中学の設置場所について、既存の県立学校の施設を利用することで「短い準備期間でも設置可能」との考えを示しました。
中でも夜間に学ぶ学生の受け入れ経験があることなどから、定時制高校の施設であれば対応しやすいとしています。
また27日には教育課程についても「授業は月曜から金曜までの週5日、午後5時半から9時ごろまで」「すべての教科を履修し、外国籍の生徒などを対象に日本語の授業も行う」といった方針案が示されました。
これについて委員からは「働きながら通う生徒はこの開始時間に間に合うのか」「夜間中学の目的は義務教育を修了することであり、日本語学校になってはいけない」といった意見が出されました。
夜間中学は国が各都道府県に少なくとも1校の設置を呼びかけていて、今年4月現在、全国32の都道府県に62校あります。
今年度は石川県で北陸3県では初となる県立の夜間中学が開校しました。
富山県教委では2027年度の開校を想定した準備を進めていて、今年度は引き続き具体的な検討を進めるとともに、来月下旬には県民に向けた説明会と個別相談会を開く予定です。