講演会「不登校・発達障害の基本的理解」
社会的自立が難しいのはなぜか
若者自立塾５年間、基金訓練合宿型訓練１年間で70％を超える就職率を宇奈月自立塾は示した。この数字は同じようなニートの自立支援を行っている他団体に比べ、非常に高い数字である。しかし、私達は自立できなかった30％の若者の方が気になり、なぜなのか分析を重ねてきているが、まだ、その完全な解析はできていない。
概要としては30％の人は不登校の経験者が多く、同時に発達障害か統合失調症及び神経症などの精神疾患を抱えるか、無気力状態を示しながら他罰的傾向を持つ若者であった。特に発達障害は推定で16歳以上25歳未満の若者の1120万人の内、その6.3％にあたる70.5万人程いる。それ以外のＩＱ70以外の知的障害及び周辺域の若者は33.6万人いる。
社会的弱者である彼らは、グローバリズムの進行と長引く不況の中で学歴も技術も人間関係力もなく、競争社会の荒波に揉まれている。もう一度、不登校と発達障害の基本的な理解と対応を考え、若者の未来を切り開くためにその突破口を見出したいと考えている。
講師
牟田武生
- 文部科学省「生徒指導提要」原稿執筆協力者
- 宇奈月自立塾主宰者
- NPO法人 教育研究所 所長
日時
平成23年12月10日（土）
場所
ウィリング横浜 11階会議室II
スケジュール
受付開始：
13時00分
講演：
13時30分～15時00分
質疑応答：
15時10分～15時50分
参加費
参加料500円（会員無料）
定員
15名先着
主催
NPO法人 教育研究所 宇奈月自立塾
お問い合わせ
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