ひきこもりから自立へのプロセスを考える(2)
~親にできること・できないこと~

ひきこもりは誰かの支援がなければ終わらないと多くの専門家は言います。臨床を長くやってきた私の実感からもその通りだと感じます。さらに付け加えるならば、ひきこもりが長くなればなるほど、その脱出は難しくなります。しかし、ひきこもる本人は自分のことは自分自身が一番よく知っていると自分の世界(主観的な世界)の迷路に入り込んでいきます。

そして、「自立しろ」「バイトでもしたら」「体に良くないから外の空気を吸いに散歩でもしたら」「インターネットだけの生活は体に良くないから、少しは制限したら」などの言葉を親が言おうものなら、「親は何にもわかっていない」と言い暴力を振るうこともあります。しかし、何も言わないでほっておくといつまでもひきこもりの状態が続きます。どうしたら良いのでしょうか?その答えを皆様と考えていきます。

講演会スケジュール

日程
平成19年12月08日(土)
場所
ゆめおおおかオフィスタワーウィリング横浜12階123号室 (京浜急行上大岡駅、横浜市営地下鉄上大岡駅徒歩1分)
講師
牟田 武生 / 教育コンサルタント , NPO法人教育研究所理事長 , 文部科学省「問題を抱える子ども等の自立支援事業審査評価委員」など , 横浜市「青少年自立支援協議会委員」 , 厚生労働省「宇奈月若者自立塾主宰」

タイムスケジュール

受け付け開始
13時
第一部 講演
13時30分~15時
第二部 質疑応答
15時10分~15時30分
終了
15時30分
参加費
無料
※講演会は財団法人倶進会の助成金によって運営されますので参加費用は無料となります。
定員
60名先着

 

当研究所では不登校・ひきこもり・ニートの子どもや若者のための様々な活動を行っております。それらの子どもや若者をお持ちの保護者の方へ向けの講演会も年間を通じて開催しています。(今後の開催予定:12月8日)1972年より35年にわたる臨床・実践研究等から見えてきたことを分かりやすくお話ししていきます。カウンセリングとは違い、客観的に自らのケースと照らし合わせて考える機会となればと思います。

お問い合わせ

NPO(特定非営利活動)法人教育研究所
〒233-0013 神奈川県横浜市港南区丸山台2-26-20
Tel.045-848-3761(代)