不登校・ひきこもりからの人生設計
-誤った対応や進路選択をしないための父母の役割-
不登校からひきこもり就学年限を過ぎてもひきこもり状態が続くと、やがて、ニート(無就労・無就学)の仲間入りします。若者自立塾でニートの若者に接して感じることは、不登校からひきこもりニートに移行して行った人の社会復帰は、生活習慣が身についていない(紐が結べない等)・生活リズムの乱れ・社会的常識の欠落・基礎体力不足・学力や職業上必要な技術の不足・人間関係のスキル不足など、様々な課題を乗り越えていかなければ、社会的な自立は不可能です。
低学年から不登校が起り、充分な対応がなされずに誤った対応を行ってしまい。ひきこもりが長引けば長引くほど、困難な状態に陥ります。この状況は多くの場合、本人だけの問題ではなく、不登校やひきこもりを病気の一側面だけでみて、誤った投薬を続ける医師、いっときだけ心の安定を図ろうとするカウンセラー、在学中だけ教育的側面だけで関わる教師等の誤った判断からも長期化します。
そのような一時的に関わる人たちに子ども達の人生を左右させて良いのでしょうか。一生の関わりとして親子関係。“子どもと関わり、子どもの気持ちを理解して対応する。”それを支援するのが私達「NPO教研」の活動です。「父親に出来ること」「母親にできること」「親や保護者に出来ること出来ないこと」などをアドバイスしたり、親や保護者に出来ないことを支援し、その中から、子どもと信頼関係を築き、一生の付き合いをすることが私達のテーマです。
今回は、不登校・ひきこもり・ニートからの人生設計という深い本質的な問題を参加者の皆様とともに御一緒に考えていきましょう。
講演会スケジュール
- 日程
- 平成18年12月9日(土)
- 場所
- ゆめおおおかオフィスタワー内ウィリング横浜12F 123室
- 講師
- 牟田 武生 / 教育コンサルタント・NPO法人教育研究所理事長
タイムスケジュール
- 受け付け開始
- 13時
- 第一部 講演
- 13時30分~15時
- 第二部 質疑応答
- 15時10分~15時30分
- 終了
- 15時30分
- 参加費
- 1000円
- 定員
- 60名先着
お詫び
NPO☆Kyoken通信(78号)に告知してあります11月11日(土)講演会は講師が他団体での講演のため中止になりました。
お問い合わせ
NPO(特定非営利活動)法人教育研究所
〒233-0013 神奈川県横浜市港南区丸山台2-26-20
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