NPO☆Kyoken通信 65号

梅雨真っ盛り、じめじめとした日が続いています。皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。6月12日(土)にNPO教育研究所の第一回総会が行われ、多くの方々にお集まりいただき無事終了いたしました。教育研究所の活動をご理解いただき、今後一層のご支援よろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 教育研究所 第一回 定例総会のご報告

平成16年6月12日(土)、15時30分よりゆめおおかオフィスタワー内ウィリング横浜123号室において第一回総会が行われました。

上記のように参加者および委任状提出者が会員総数の過半数を超え、総会は成立いたしました。

議長には岡村きよ子様、議事録証明人には小野寺淳様、久玉和昭様にそれぞれご協力いただくことになりました。

総会においては

※上記議案の詳しい内容については会員の方には議案書を事前に配布しておりますのでここでは省略いたします。

以上の四議案について審議された結果、すべて満場一致で承認されました。

議長をお引き受けいただきました岡村様はじめ多くの方にご協力いただき無事終えることができました。心よりお礼申し上げます。

今後とも私どもの活動をご理解いただき変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

インターネットで「教育講演」を聞く
専門家が様々な視点から語る「不登校」問題「不登校−その時、親はどう関わるか」V.

講師 牟田武生

牟田先生の講演がSSwebインターネットラジオで放送されています。昨年の暮れスタートしたこの放送も大変ご好評頂いているようです。講演の内容を数回に分けてご紹介しています。今号はその第3回目です。

III. ひきこもり生活の始まり

対人不安が強くなると不安感と緊張感が強くなり、ひきこもりの生活が始まります。学校生活を送っていた時から、何となく周りの人達の雰囲気に入っていけなくなったり、クラスの雰囲気に、何となく違和感を感じるが異質な人と思われると、排除されたり、いじめを受けたりするので、周りの人と同化しようと、周りに気を使い周りの人にあわせようとします。しかし、本来の自分ではなく演じている自分なので神経が非常に疲れる。つまり、ストレスを溜め込むわけなのです。これを発散できる人はひきこもりタイプの不登校にはならないのですけれど、ほとんどの人は限界までストレスを溜め込み身体症状として、頭痛・腹痛・7 度5分程度の発熱・下痢・嘔吐を訴え、午前中、身体の具合が悪くなり、学校に行ったら、もっと状態が悪くなり、みんなの前で失敗をするに違いない。その為に、大切な数少ない友達を失ったらどうしようかと苦しみ、学校に行くのが怖くなり行けなくなります。

ですから、このようなタイプの不登校の子ども達は登校刺激を行なっても、落ち込んでいくばかりであまり効果が上がりらないばかりか、時には親子関係の悪化を招き、家庭内暴力を引き起こす原因にもなります。

しかし、ひきこもりを伴う不登校の子どもに対して、どうしても、初期の段階で登校刺激を行なわなければならない時は次のことを必ず守ってください。

以上のことは学校の先生が登校刺激を行なう時も同じです。

不登校が始まって直ぐに登校刺激を入れることは意味がありますが、ストレスをとるために副交感神経が働きだし、1日に10時間以上寝ている長時間睡眠がおき、昼夜逆転の生活が始まった時や母親に対して、年齢不相応に甘えだす退行がおき出した時は登校刺激を絶対に控えましょう。

長時間睡眠ではストレスの発散を行い。退行は情緒を安定させるために行う生理的な自然な行いです。それを理解せずに、継続的な登校刺激を行なうと状態の悪化を招き、神経症や自律神経失調の原因になります。また、ひきこもりの長期化を招いてしまうこともあるので十分に注意しましょう。

IV. ひきこもりへの対応

ひきこもりは自我の崩壊を守ること、混乱した情緒を安定させるためには必要なことです。しかし、3年以上ひきこもりが継続すると、私どもの調査でも学校や社会に復帰できない人が半数を越え、 57,4%にも上ることがわかってきました。ひきこもりは本人にとっては必要なことですが、長くなればなるほど学校や社会への適応が難しくなることも事実です。そのためには、本人の状態に合わせた適切な対応を心がけ、あまり長くならないような対応が望ましいのです。そのために、最も大切なことをこれからお話しましょう。

ひきこもると心理面では陰性感情が強くなり、疑心暗鬼の感情が強くなっていきます。同時に自分自身のプライドを守るために、自分はやろうと思えば、何でも出来るという自己万能感が強くなります。そして、自分だけの思い込みの世界に入っていきます。よく親の方から「思い込みが激しい」「こだわりが強く人を受け入れない」等と、いうお話をお聞きします。まさにこの世界なのです。自分だけの思い込みの世界は全ての外からの刺激を遮断し、揺さぶられずに心を安定させることによって、自我の崩壊を守り、もう一度自分を作り直すための行為とも言えます。

そして、少し休むことによってストレスが減少すると身体症状が改善し、心にちょっとだけ落ち着きを取り戻すことができます。そこで、初めて学校に行っていた時に、何で皆と感覚にズレがあったのか「みんなが体育祭のクラス対抗リレーの時、盛り上っているのに、自分はさめているのか。一時が万事そうだった。自分はどこかおかしいのではないか」というような漠然とした不安が生まれてきます。「在りのままの自分で居られたら、良いのに周りはそうはさせてくれない」「仕方がなく、周りに合わせようと自分で演技して学校で過ごす。本当の自分でないから、すごく気疲れする。ストレスが溜まる」「どうしたら良いのだろう」と思っているうちに自然に母への退行が始まります。

(次号へ続く)

講演会のお知らせ

この講演会は不登校・ひきこもりの子どもを持つ親の方への役に立てればとNPO教育研究所が企画、運営をしています。財団法人倶進会の助成金を得て、7月10日から参加費無料で開催できることになりました。

夏の間は研修会を行っているので、講演会は10月2日から11月13日、12月4日、年明けは1月14日(金)、2月3日(木)、3月19日まで、ゆめおおおかオフィスタワー内ウィリング横浜の研修室をお借りしてほぼ毎月、年間を通じて開催していくことになりました。

前回の講演会より

6月は牟田先生が講師となり、“不登校―その時親はどうかかわるか”の第一回目ということで親子関係、それを支えることになる夫婦関係の大切さなど、親の基本的なかかわりについて、お話をしました。

当日は定員を大きく上回る70名以上の方にご参加頂き、大変な熱気の中開催されました。

第二回となる7月の講演会はお母さんの体験談を聞く貴重な機会です。前回参加されていなくても大丈夫。ぜひ、ご参加下さい。

不登校-その時、親はどうかかわるかII

世代の波による変化が、従来の価値観を大きくゆさぶりはじめています。

「子どもを育てることだけが自分の存在証明」から「どうして自分を犠牲にして、私だけが子育てしなければならないの」と言う世代価値観のギャップ…。

「子育て」という家庭の・人間の原点までもがゆさぶられ始めています。

一方で、人間関係に緊張や不安をおぼえ、人間関係から引いてしまう「不登校/ひきこもり」の子ども達や青年が増えています。

不登校・ひきこもりの子ども達と日々、悩みながら生き、子どもを支え、夫婦のあり方、自分の生き方を見つめ直し、本当に自分を再発見し、癒された時・・子ども達も学校へ、社会へ、生き生きと歩み始めたと言う。素敵な体験をされたお母さんの体験談から学びます。

講演会後、オープングループを始めます

講演会終了後の3時15分より4時30分まで、会員の皆様を中心にしたオープンのグループカウンセリングを企画しています。子どもの対応についての悩み事、お母さんの憂さ晴らし、なんでも結構ですのでご自由にご参加下さい。参加は無料です。

お母さんたちのミニ図書館のお知らせ

毎月1回親の会でミニ図書館を開いています。教研にお世話になった私たち(親の方々)が持ち寄った本が300冊以上にもなっています。皆様方に利用していただければと思っています。親の会ではお母様方が集まっておしゃべり会などもしています。同じ悩みを持つ同士、愚痴を言い合ったり、話を聞いてもらったりと、自分の素のままでいられるホット一息つける場所です。おしゃべりした後、少し笑顔になって帰れる気がします。1人で悩むよりも、皆で考えた方が、いい案が浮かぶかもしれません。

会員の方ならどなたでも貸し出しを行っています。お待ちしています。 予約の必要はありません。お気軽にお立ち寄りください(卒業生の母)

開催日:7/10(土)AM10:30〜12:00

教師&専門家のための不登校問題研修会ボランティアのお願い

また、場合によってはお荷物を預かるクロークが必要になったり、当日会場で様々な形でのお手伝いが必要になります。東京で集合が朝8時30分で解散が午後 5時ごろです。一日だけの参加でも助かります。よろしくお願い致します。また、交通費実費・昼食はこちらでご用意させていただきます。

※作業の手順を考えたり、お昼をご用意させていただいたりするので、お手伝いをいただける方は予めご連絡下さい。また、この他にお願いしたいようなことが発生した場合、ご連絡しても構わないという方は、NPO法人教育研究所までご一報いただければ幸いです。

NPO法人教育研究所 不登校問題研究会事務局 田村まで。

Jリーグ観戦に行ってきました。

5月の遠足ミーティングでは色々な意見が出ました。梅雨時の行事なので雨が心配です。雨でも可能な遠足となると…。頭を悩ました結果でてきたのがサッカー観戦。2002ワールドカップ決勝後でもある横浜国際競技場を一度見たいという思いも重なって、横浜マリノスVSサンフレチェ広島のナイトゲームを見にいくことになりました。7万人収容の巨大スタジアムは壮観でした。教研初のナイトゲーム観戦とっても楽しめました。

さて次回はどこに行こうかな?

遠足に参加してみませんか

教研では毎月一回程度遠足で色んなところに出かけます。6月の遠足は、一度は行ってみたかった!Jリーグ観戦でした。

みんなの“こんなところに行ってみたーい!” “あんなことしてみたーい!!”を聞いて次に行くところを決める!遠足ミーティング!第2回目は7月2日(金)午後3時からグルメ会の後、教研で行います。

興味がある人は集まれ〜!!

一緒にスポーツしてみませんか

なんか、体動かしたいなぁ、久しぶりにスポーツしたいなぁなんて思っていても、一人でするスポーツってマラソンだったり、縄跳びだったり・・・。そういうスポーツもいいけれど、相手がいるスポーツも結構楽しいものです。

教研では毎週水曜日に集まってみんなで運動をしています。集まった人数によってだけど、男の子は天気がいい日はグラウンドで、ゴムボール野球や、サッカー、雨の日にはバスケやバトミントン、卓球。女の子は天気がいい日はバレーボール、フリスビー、雨の日はバドミントン、卓球など。例として男の子、女の子で書いてありますが、別に男女で分けているわけではありません、参加したいところに参加できます。ぜひ、一緒に楽しみませんか。

毎週水曜日 午後1時から3時まで

集合:NPO法人教育研究所 午後1時

用意するもの:汗をかくので着替え。運動しやすい服と、運動しやすい靴。雨の日は体育館になるので、室内用運動靴。

グルメ会開催のお知らせ

月に一度のペースで、おいしいものを作って、堪能するというグルメ会を開催していくことになりました。

グルメって響きがちょっと特別なのは、その時に、食べたいなぁと思ったものを何とか作って食べちゃうから。もちろん、何が食べたいのかは、子どもたちが決めます。

6月のグルメ会は(この時にネーミングが決まったのですが)ハワイの料理ロコモコ、シーザーズサラダ、ラズベリーシェイクでした。ロコモコは某番組で紹介されたのをみて、食べてみたーい!ということになったのでした。

できあがりは・・・おいしくいただきましたよ!

さて、7月のグルメ会は7月2日(金)13時からです。

何を作るかはこれから。6月30日(水)に決定予定です。参加希望の人はぜひ、ご参加下さい。食べたい物のリクエストも募集中です!

倶進会の助成金を受けることができました

NPO法人に変わり、教育研究所のこれまでの活動でも一部助成を受けることができるようになってきました。

そして今まで、ほぼ毎月のペースで行ってきた講演会が財団法人の倶進会というところで助成を受ける形で無料開催できるようになりました。

NPOになって助成を受けられるようになったとはいえ、まだまだこの国では助成の多くが、NPOの運営に必要な経費には助成をしないという種類のもので、実質的な運営体制には厳しいものがあります。

しかし、少しでもこうした助成を受け、これからもより多くの方に教育研究所の活動を理解し、役立てていただきたいとさまざまな形で助成申請を行い、活動を行って行きたいと考えています。

行事カレンダー

6月26日(土) ミニ図書館
7月2日(金) グルメ会
遠足ミーティング
7月10日(土) 教研講演会
ミニ図書館
7月20日(火) クラス1学期終了
7月27(火)
〜29日(木)
大阪会場不登校問題研修会
8月23(月)
〜27日(金)
東京会場不登校問題研修会
9月1日(水) クラス2学期始まり

番組のお知らせ

の『福祉ネットワーク』に牟田先生出演予定。ネットゲームへの対応を考えます。