インフォメーションクラブ便り63号

2月28日(土)に官民共同事業の第一弾として、横浜市長、横浜市教育長も参加する一大イベント(別紙パンフ参照)を神奈川県民ホールで行います。これは民間と行政の初めての共同事業です。実際にこの問題を抱えていらっしゃる親の方々の多くの参加が得られることで横浜の不登校対策(適応指導教室のNPO委託化も含めて)は進展していきます。しかし、反対にイベントへの参加が少なければ不登校問題は行政支援の必要なしとさえとられかねないのです。この点をご理解のうえ是非とも足をお運び下さいますようお願い申し上げます。

NPO(特定非営利活動)法人教育研究所が4月1日からスタートします。

いよいよこの春から教育研究所はNPO法人教育研究所として活動を更なる形で進めていきます。特にNPO(特定非営利活動)となり、活動内容が会員だけでなく、社会に貢献できるような幅の広いものになります。

そこで、NPO法人教育研究所では従来の会員の皆様ばかりでなく、NPO法人教育研究所の活動を理解し、支援いただける方々へも広く会員(サポーター)の呼びかけをしていきたいと考えています。もし、お近くにNPO法人教育研究所の活動にご理解を示してくださる方がいらっしゃいましたら是非お声がけ下さい。

  • 現在、NPOの会員(サポーター)となる手続きが済んでいる方(元社団法人KODOMO健全育成協会準備室会員で社団設立年度の会費をNPOの2ヵ年分の会費として振り替えいただいている方)は特に手続きいただくことはありません。(お手続きが必要のない方には別紙その旨のお手紙を同封致しました。)
  • NPO設立認可後の現状と課題について、2月21日講演会後、午後4時よりみなさんと話し合う会を行います。ぜひご参加下さい。

「子どもたちのために今、大人には何ができるのか」青少年育成フォーラム

開催趣旨

今、子どもたちを取り巻く社会状況は、私たち大人が考えている以上に深刻な状況です。このような状況下で、平成14年度には全国で13万1千人の小中学生が不登校状態にあり、実態としてはその数を上回る子どもたちが不登校ではないかという声も聞かれます。また、「ひきこもり」の問題もその実態はまだ正しく把握されていませんが、かなりの数に上ると言われており、社会問題化しています。

横浜市でも、中田市長が青少年に悪影響を与える図書の販売の規制や青少年の深夜外出に対する親への罰則を考えなければならないと発言するほど、子どもたちを取り巻く環境の悪化は深刻です。

こうした子どもたちの問題は行政だけの取り組みに限界があり、一人の市民の自覚だけでも、どうにもならないところに来ていると思います。

そのため、こうした子どもたちの状況をどうにかしなければという「おとな」が力をあわせるために、市民フォーラムを開催したいと思います。今、私たちに何ができるのか、何が問題なのか、事実はどうなっているか。新しい年度に向かって、行政、学校関係、民間教育関係者、企業人、保護者などさまざまな方々と一緒に考えてみたいと思います。ぜひご参加下さい。

主催 横浜子ども支援協議会
共催 横浜市教育委員会
後援 文部科学省/横浜市/社団法人横浜青年会議所/日本経済新聞社横浜支局/朝日新聞横浜支局/神奈川新聞社/NHK横浜放送局/TVKテレビ/FM横浜

スケジュール

日程 平成16年2月28日(土)
会場 神奈川県民ホール・大ホール
参加費 500円 (資料代)
*当日受付でお支払いください。

受付開始 12時20分
第一部

13時00分

あいさつ「横浜の子どもたちに、今大人には何ができるのか」

中田 宏(横浜市長)

基調報告 「横浜の青少年を取り巻く諸問題の現状」

牟田 武生(NPO教育研究所 理事長)

第二部

14時00分

提案I 「海洋の夢・冒険のロマンを子どもたちに」

白石 康次郎(海洋冒険家)

提案II 「横浜の魅力ある学校づくり〜不登校対策アクションプランを中心に〜」

伯井 美徳(横浜市教育長)

提案III 「ヨコハマ教育再生・二つの提案」日本丸付属所等中等学校をつくろう

阿部 進(横浜子ども支援協議会会長)

終了 16時20分

お申し込み・お問い合わせ

横浜子ども支援協議会 e-support@pop.707.to

横浜子ども支援協議会とは

横浜子ども支援協議会は横浜市教育委員会と共同の取り組みを進めていくため作られた任意団体です。横浜にある不登校児の支援活動を行っている民間の団体が幾つか集まり作られました。

主な参加団体はNPO楠の木学園、NPO教育支援協会、和田文庫、NPO法人教育研究所などです。

教育研究所はこの活動を通じて、ひきこもりの子どもたちで 公的ケアーを含めて社会的ケアーを受けられていない子どもや家族の支援事業を考えています。

基調報告では神奈川・横浜市の不登校の実態を明らかにしていくと共に更に細かい実態調査をしていくことによって不登校や社会的ひきこもりにならないための支援事業を行政と一体となり進めていくことが可能な道筋を明確にしていきたいと思います。

春に動きだすために…
子どもを支えるお母さんのための特別グループカウンセリング

春は色々なものが動き出す季節です。子どもたちの中にも春をきっかけに動き出す子どもが多くいます。そこで、教育研究所では学校やフリースクール等へ動き出したいと思っているお子さんを持つお母さんを対象としたグループカウンセリングを開催することにしました。

現在、実際に少しずつ動き出した子、動きたいなーと思っている子、状態像は一人一人違いますが、内面にある不安、戸惑いなどの中には共通するものがあります。

子どもの気持ちに寄り添いながら、動き出そうという動きの助けをしていく。動き出したときの気持ちに、寄り添いながら支える。子どもが実際に動き出すとき、子どもももちろん不安ですが、共にある親も同時に不安になります。そんな時、どのように支えていけばよいのか一緒に考えていきます。

急なお知らせとなり、ご都合もあると思いますが、この時期にご一緒に考え、学んでいきませんか。

日時 第1回2月10日(火)
第2回2月24日(火)
第3回3月9日(火)
第4回3月23日(火)
の全4回
時間 午後3時30分〜5時
費用 6000円(全4回分)

締切り:2月9日(月)お電話でお申し込み下さい。

2月講演会のお知らせ

今月の講演会は「ネット依存の恐怖」

大容量の情報を定額の料金で提供するブロードバンドが普及し始め、日本でもインターネット社会が本格的に始まりました。子ども達の世界でもパソコンやインターネットの持つ功罪が少しずつ現われてきました。特にオンラインゲーム(ネットゲーム)は韓国では1400万人、ようやく普及し始めた日本で300万人の愛好家がいます。そのうち、韓国政府の調査では約3%の人達が1日10時間以上ゲームを楽しんでいるネット依存の人達です。

ネット依存にならないためにはどのような方法があるのか、また、最近、ひきこもってネットにはまってしまった子ども達にどのように対応していくのか。

ネットゲームの持つ仮想社会の魅力と危険性をご一緒に考えていきます。

1月20日NHKテレビ「クローズアップ現代」で取り上げた内容のもとです。また、2月中旬出版「ネット依存の恐怖−ひきこもり・キレる人間をつくるインターネットの落とし穴」教育出版のエッセンスをお話します。毎日新聞のインターネット新聞「インタラクティブ」に2月から連載予定です。是非お読みください。

講演会終了後、午後4時より同会場にてNPO法人教育研究所の現状と課題についての話し合う会を行います。ぜひ、ご参加ください。

日程 平成16年2月21日(土)
会場 ゆめおおおかオフィスビル内ウィリング横浜126号室
(ゆめおおおかHP内のゆめおおおかへのアクセスへ)
講師 牟田 武生(教育研究所所長・教育コンサルタント)

土曜カウンセリングを行っています

平日にカウンセリングの時間を取るのが難しいという方が、最近特に増えてきたこともあり、月に1度、土曜日にカウンセリングを行っています。月一度ということもあり、早めに予約が埋まる可能性があります。よろしくご了承ください。

日時: 2月21日(土)午前中のみ。予約はお早めにして下さい。

ミニ図書館のお知らせ

最近、利用者が減っています。たくさんいい本があるので是非覗きに来てください。ボランティアで来ていただいているお母さん方とお話しするのもいいものですよ!

日時:2月21日(土)10時〜12時 / 3月はお休みです。

行事カレンダー

2月21日(土) 教研グループカウンセリング
講演会・土曜カウンセリング
ミニ図書館
NPOについての話し合い
2月28日(土) 青少年育成フォーラム
子ども達のために今、おとなには何ができるのか
(神奈川県民ホール)
なるべくご協力下さい
3月1日〜3日 教育研究所修学旅行
3月20日(土) 教育研究所卒業式&卒業バイキング
講演会

皆さんの声を募集します。

4月から教育研究所はNPO法人教育研究所にかわります。これまでは有限会社であったため制限がありました。そのため社会へのアピールが困難でした。しかし、非営利活動法人であるNPOであれば広く社会に対してアピールしていくことも可能になります。

NPO法人教育研究所の活動目的の一つとして「不登校・ひきこもり」問題の本質を広く社会・行政に伝えていくことを考えています。当事者の方々の声を伝えることでしか不登校・ひきこもりに対する社会認識は変わりません。そして声を届けることが行政の施策に反映していきます。

今、問題を抱えている方ばかりでなく、これからの方々のためにもご協力いただけたらと思います。

集まったものはインフォメーションでも紹介(匿名で)しつつ、簡単な冊子にして、横浜市・神奈川県及び文科省の不登校対策担当者まで届ける予定です。

投稿要綱&テーマ

学校の対応について

  • 先生の対応で困ったこと
  • 学校や先生に望むこと
  • 学校や先生にして欲しくなかったこと

相談機関へ向けて

  • 相談機関で経験した嫌な思い
  • 相談機関に望むこと

行政の不登校・ひきこもり対策について

  • 目の前の子どもの状態と施策のギャップ
  • 聞きに行ったシンポジウムや講演会で感じた疑問、不満
  • 今、行政に望むこと

上記のテーマ以外でもかまいません。掲示板へ書き込むくらいのつもりで気軽に気がついたことをメールその他でお送り下さい。1行でも2行でも結構です。皆さんのひとことひとことお待ちしています。

投稿方法は

  • ファックス
  • Eメール
  • 郵便

上記いずれかの方法で、お名前(匿名でもかまいません。)・お子さんの年齢・をお書き添えの上ご投稿お願いいたします。

  • 住所:神奈川県横浜市港南区丸山台2-26-20
  • ファックス:045-848-3742
  • Eメール:contact@kyoken.org

前号より募集している「皆さんの声」ですが、今号ではお寄せいただいた中から一つご紹介させていただきたいと思います。